シルヴィオン
シルヴィオンの概要
シルヴィオンは、夢世界の森の番人となり、『森の精』の力を借りて炎の魔物『荒廃』から森を守るボードゲームです。
シルヴィオンの内容物
- 森の精カード(SYLVAN CARDS):64枚
- 荒廃カード(RAVAGE CARDS):64枚
- 灼熱の精霊カード(BLAZING ELEMENTAL CARDS):16枚
- 境界カード(EDGE CARDS):12枚
- 拡張カード(EXPANSION CARDS):32枚
- 荒廃コマ:1個
シルヴィオンのルール
- 森の精カード
- 右下に上級ゲーム用、拡張1用のいずれかが描かれてる森の精カードをボックスに戻す。
- 残りの24枚の森の精カードをシャッフルして守り手デッキとする。
- 荒廃カード
- 右下に上級ゲーム用、拡張2用のいずれかが描かれている荒廃カードをボックスに戻す。
- 戦場
- 残りの48枚の荒廃カードをシャッフルして12枚ずつ、4つの山札に分けて右1列に並べる。
- 12枚の境界カードを上1行、左1列、下1行に4枚ずつ並べる。
- 12枚のうち、6枚が開花面、残り6枚は壊滅面を表にする。
- 境界カードと荒廃の山札で囲まれた4×4の空間を戦場と呼ぶ。
- 灼熱の精霊カード
- 近くに置いておく。
- 手札
- 守り手デッキからカードを8枚引く。
- 荒廃カードの公開
- 各荒廃の山札の一番上のカードを公開。
- カードは山札の上に置く。
- 精霊の移動
- すべての精霊(すでに戦場にいる精霊、このターンに公開された精霊)を森に向けて1スペース左に移動。
- 精霊が森(境界カードがあるスペース)に到達した場合、精霊自身の戦力に等しい枚数の境界カードを壊滅面に裏返す。
- 境界カードを裏返せない場合、ただちにゲームに敗北する。
- 援軍
- 防衛
カードの種類と特徴
- 森の精カード(SYLVAN CARDS)
-
共に手を組んで荒廃の軍団に立ち向かう生命。
泉、樹木、動物の3種類泉
火の精霊を無力化するべく森が生み出した水の防壁。
・戦場の空きスペースにのみ配置可能。
・破壊されない限りゲーム終了まで残る。
・破壊されたらただちにカードを1枚引く。樹木
夢世界の森に育つ幻想の植物。
・あらゆる精霊カードによって破壊され、戦闘では戦力0の精霊のみを同点で破壊可能。
・最後の襲撃後、戦場に残っている樹木カードの生命力ポイント1点につき境界カード1枚を裏返して開花面にする。動物
動物たちによる手助け。
・プレイ時に効果を発揮し、その後ただちに捨てる。
- 荒廃カード(RAVAGE CARDS)
-
森を焼き払うべく、荒廃によって集められ配備された軍団。
精霊と支援の2種類精霊
荒廃が森を焼き尽くすために送り込んだ猛火の精。
・森に到達するか破壊されるまで戦場に残る。
・毎ターンのステップ2の最中に1スペース左に移動。
・戦場に複数の精霊カードがある場合、常に上から、そして左側から優先して精霊カードを移動。
※荒廃アイコンが描かれた精霊カードが各戦力に1枚存在。
荒廃アイコンは荒廃コマを使用する場合のみ重要のため、それ以外はアイコンを無視。
・他のカード(泉や樹木)のあるスペースに移動した場合、戦闘が発生。
・5スペース目(森)に到達した場合、自身の戦力に等しい枚数の境界カードを壊滅面に裏返して捨てる。支援
精霊の軍団を強化して森の守り手を弱める、荒廃による策略や呪文。
・公開後に解決され、その後捨てる。
・カード右上の英文字は、同じターン中に複数枚公開された場合に解決する順番。
(同じ英文字の支援カードが同時に公開された場合、効果は上から解決。)
・何らかの理由で支援カードの効果が解決できない場合、カードの効果を発揮せずに捨てる。
- 灼熱の精霊カード(BLAZING ELEMENTAL CARDS)
- 境界カード(EDGE CARDS)
- 拡張カード(EXPANSION CARDS)
シルヴィオンのカードリスト
カード名 | 種類 | 枚数 | コスト | 戦力 / 活力 | 効果 |
---|---|---|---|---|---|
泉 | 森の精 | 4枚ずつ | 0 | 1 | 破壊されたらただちにカードを1枚引く。 |
1 | 2 | ||||
2 | 3 | ||||
3 | 4 | ||||
樹木 | 森の精 | 4枚ずつ | 0 | 0 / 1 | 最後の襲撃後、戦場に残っている樹木カードの生命力ポイント1点につき境界カード1枚を裏返して開花面にする。 |
1 | 0 / 2 | ||||
2 | 0 / 3 | ||||
3 | 0 / 4 | ||||
鯨 | 動物 (森の精) | 4枚ずつ | 0 | – | 精霊1体を好きな方向に3スペース先まで移動※できる。 精霊は他の精霊がいるスペースで移動を終えることができない。 最後のスペースへ移動した場合は通常通りダメージが与えられる。 ※方向変換や列の変更も可能。斜め移動は不可 |
象 | 1 | – | 精霊1体を破壊し、戦場から取り除く。 | ||
針鼠 | 0 | – | このターンに公開された荒廃カード(精霊や支援)1枚を、効果が発揮される前にただちに捨て札にする。 ※ステップ1:「荒廃カードの公開」でプレイ。そのターンの最初の荒廃カードの解決前にプレイする | ||
梟 | 1 | – | カードを3枚引く※。 ※カードを3枚引く途中で守り手デッキが空になった場合は脱走が発生し、その後に不足分のカードを引く。効果適用前に捨て札となっているため、梟はデッキに戻る | ||
牡鹿 | 0 | – | ・境界カード2枚までを開花面にする ・戦場の樹木カード1枚につき、境界カード1枚を開花面にする ※どちらか一方 | ||
鳩 | 1 | – | 各荒廃の山札の一番上のカードを、効果を発揮させずに捨てる。 | ||
栗鼠 | 1 | – | 各荒廃の山札の一番上から2枚までのカードを公開。 それらを元の山札の上に、好きな順番で戻す。 | ||
魚 | 1 | – | 他の森の精カードの支払いポイントを3ポイント得る。 ポイントは複数のカードの支払いに分割可能。 ターン終了時に使わなかったポイントを失う。 | ||
精霊 | 荒廃 | 4枚ずつ | – | 0, 1, 2, 3 | – |
灼熱の精霊 | 荒廃 | 6 | – | 2 | – |
10 | – | 3 | – | ||
猛火(C) | 支援 (荒廃) | – | – | – | 戦場のすべての精霊※を対応する灼熱のカードに置き換える。 ※ 灼熱の精霊は対象外 対応表 戦力3 → 戦力4 戦力2 → 戦力3 戦力1 → 戦力2 戦力0 → 戦力4 |
熱風(D) | – | – | – | 戦場のすべての精霊カード※をただちに左に1スペース移動する。 ※ このターンに公開されたもの含む | |
乾燥(A) | – | – | – | ・手札のカードをランダムに1枚捨てる ・手札のカードを自分で2枚選んで捨てる ※どちらか一方 | |
脱走(B) | – | – | – | ・捨て札パイルのカードをランダムに1枚選んでゲームから除外 ・捨て札パイルのカードを自分で2枚選んでゲームから除外 ※どちらか一方 | |
裏切り | 拡張 | 8 | – | – | 引いたらただちにどちらか一方を選択 ・裏切りカードを捨てる ・手札の他のカード1枚を選んで捨てて裏切りカードをゲームから除外 |
梟の知恵 | 途方もない功績 (拡張) | 1 | – | – | 守り手デッキの中から任意のカードを2枚探して手札に加える。 その後守り手デッキをシャッフルする。 |
象の氾濫 | 1 | – | – | 戦場のすべてのカード(泉、樹木、精霊、間欠泉、酸の湖)を捨てる。 | |
針鼠の壁 | 1 | – | – | 次のステップ1「荒廃カードの公開」を飛ばす。 | |
栗鼠の虚報 | 1 | – | – | 各荒廃の山札の一番上から2枚のカードを公開。 この8枚のカードを、各山札の上に2枚ずつ、任意の順番で戻す。 カードは公開された山札ではない山札に戻してもよい。 | |
牡鹿王の帰還 | 1 | – | – | 戦場に樹木カードが8枚あり、4種類ある樹木の各種類が少なくとも1枚ずつある場合、ただちにゲームに勝利。 | |
魚の洪水 | 1 | – | – | 戦場に泉カードが10枚あり、4種類ある泉の各種類が少なくとも1枚ずつある場合、ただちにゲームに勝利。 | |
鳩の停戦 | 1 | – | – | あなたの手札にカードが16枚ある場合、ただちにゲームに勝利。 | |
鯨の突進 | 1 | – | – | 境界カードが12枚とも壊滅面になっていて、戦場に精霊カードが12枚ある場合、ただちにゲームに勝利。 | |
石の雨(C) | 自然の力 (拡張) | 4 | – | – | この荒廃の山札から始めて左に進んだときの最初の泉または樹木を破壊。 これらカードがない場合は境界カードを1枚裏返して壊滅面にする。 すでにすべての境界カードが壊滅面の場合はただちにゲームを敗北。 効果適用後、石の雨を捨てる。 |
時の竜巻(B) | 4 | – | – | このカードの左にあるすべての泉カードと樹木カードを手札に戻す。 これらカードがない場合は手札のカードを2枚選び、それらを任意の順番で守り手デッキの一番上に戻す。 手札のカードもない場合はこのカードを無視する。 効果適用後、時の竜巻を捨てる。 | |
酸の湖(B) | 4 | – | – | このカードの左にある、最も離れた空きスペース(泉も樹木も酸の湖も間欠泉もないスペース)に置く。 このカードはゲーム終了までその場に残る。 精霊カードは酸の湖があるスペースに移動する際はこのスペースを無視して次のスペースへ移動。(移動先が5つ目のスペースの場合はダメージを与える) このカードの左に空きスペースがない場合は酸の湖を捨てる。 | |
間欠泉(A) | 4 | – | – | このカードの左にある、最も離れた空きスペース(泉も樹木も酸の湖も間欠泉もないスペース)に置く。 このカードはゲームが終了するか、精霊カードがそのスペースに入るか、あなたが間欠泉を噴出させるまでその場に残る。 このカードの左に空きスペースがない場合は間欠泉を捨てる。 精霊カードが間欠泉のあるスペースに到達した場合、両方のカードをただちに破壊。 ステップ4「防衛」中、戦場に間欠泉がある場合は望む枚数を噴出させることができる。 間欠泉の噴出 戦場の間欠泉の上下左右※の直線上にあるすべての精霊カードを捨てる。 その後、その間欠泉を捨てる。 ※方向はどちらか1方向のみを選択 |